有隣寺だより
2021年 1月 第46号
有隣寺便り46号 2021年1月
文責 有隣寺住職 祖父江佳乃
寒中お見舞い申し上げます。
おかわりありませんか。本年もよろしくお願い致します。
コロナウィルスという言葉を耳にして一年。昨年の1月から今日まで、何がありましたか?何をしましたか?「何もしないうちに一年が過ぎてしまった」とおっしゃる方も多いかと存じます。まぶたを閉じても此の一年の思い出が浮かんでこないかもしれません。けれど、私たちは「生きて」います。思い出が浮かばなくても、
先が見えなくても、不安の中に苛まれながらも、狭められた世界の中でも、地に足をつけて、前を向いて人生を歩んでいます。思い出が浮かばないのは、今を必死に生きている証拠です。振り返ることができないくらい避けることのできない課題に取り組んでいるから思い出す余裕がないのです。そこに留まること無く前を向いて歩むことを成長とよびます。二十代だろうが、八十代だろうが、今を生きる私たちは昨日より、先ほどより、間違いなく成長しています。
此の騒動が終息したら、きっとこのことが、自身の成長の糧だったと思い返すことができるはずです。その時まで、マスク、うがい、手洗い、睡眠、免疫...。できることをしっかりしていきましょう。
そして、忘れてはいけないことは、悪いのはコロナウィルスであって、人では無いということ。親鸞聖人がおっしゃるように「去るべき業縁をもよおせば、いかなる振る舞いもすべし」誰でも可能性を持ち合わせています。
10月より月に一度、CBCラジオに出演させていただいています。月曜日18時から20時。宮地佑紀生さん、河原龍夫さんが パーソナリティの「ともだちラジオ〜本音でゴメン」生放送です。私の出番は19時25分頃からの人生相談のコーナー「まさかの坂」
悩みや拘りや苦しみの人生を仏様のお言葉をいただきながらお話しさせていただいています。
次回は2月1日です。お聞きいただけたら嬉しいです。
報恩講 2月20日土曜日 10時 有隣寺徳風幼児園子ども報恩講
21日日曜日 10時 説教 当山住職 祖父江佳乃
報恩講のお勤めの前に光徳院釋尚喜(尚乃)の一周忌のお勤めをいたします
お斎、午後の法要はありません。
コロナ禍における法要ですので、色々と制限はございますが、法要時間の短縮、マスクや手指消毒の徹底、換気、ソーシャルディスタンスを保つなど、感染拡大防止に最善の配慮を務めつつ厳修させていただきます。ご不便をおかけしますが、よろしくおはからいください。
報恩講志の封筒を同封させていただきます。ご協力、お願いいたします。
おみがきとお掃除
2月18日木曜日 9時半
19日金曜日 9時半
本来であれば、御華束の準備をしていただきますが、密を避けるために、今年は二日間をつかい、おみがき、お掃除をお願いします。両日とも、お手伝いの時間は1時間半までとさせていただきます。
本年度上半期行事(ご予定下さい)
春の彼岸会 永代経法要 3月13日10時から
省念忌説教大会 5月16日9時半から
白蓮会 行事の無い月の22日1時半から。仏様のこと、日々のこと本堂で。どなたでもご参加下さい。1月22日は園児達とお勤めの御稽古をいたします。
年忌
一周忌(令和2年 2020年入滅)
三回忌(令和元年 平成31年 2019年入滅)
七回忌(平成27年 2015年入滅)
十三回忌 (平成21年 2009年入滅)
十七回忌(平成17年 2005年入滅)
二十三回忌 (平成11年 1999年入滅)
二十七回忌 (平成7年 1995年入滅)
三十三回忌 (平成元年 1989年入滅)
三十七回忌 (昭和60年 1985年入滅)
五十回忌 (昭和47年 1972年入滅)
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