住職からの言葉
12月26日
歳を重ねると
良い事ばかりではなく
悔しい事
不条理な事
腑に落ちない事
それらが、振りかぶってくるのが人生だと自身の経験から身につまされる。
心にどよどよの濁りが溜まったなら、
人を恨むその前に
顔をあげて空をみながら
嫌なこと、みんな、吐き出す。
首を伸ばしてっぺんをみる。
なのに、何にも叫べない。
なんでも飲み込んでくれる空を仰いだら
バカヤローも
チクショーも
きらいーも
出てこない。
見上げた空から
なぜか
ありがとう が落ちてきた。
ありがとう
ありがとう
歳を重ねることは
悔しいも
腹立つ!も
不条理も
自分に引き込んで
ありがとう
に変える強さを身につけることなのかもしれない。
ありがとう
ありがとう
私はありがとうで出来ている