お知らせ
2020年09月11日(金)
タイトル無し
有隣寺 彼岸会 永代経
9月19日(土)10:00〜
ヨガ:後藤 しのぶ
説教:当山住職
今日彼岸菩提樹の種をまく日かな
彼岸というのは「彼の岸」、 私より先に仏さまになられた方々がいらっしゃる、お浄土の世界のことです。私達が、今、生きている悩みと苦しみの尽きない娑婆世界は、此岸(しがん)です。悩み苦しみもがいて生活をしている私たちが、手を合わせ自身の足元を見つめ、「大丈夫。生きていけるよ。なぜなら、いつも私があなたの命を照らしていますから」と、光明で、私たちを包んでくださっている仏と出会う、仏のお計らいに気づく機会がお彼岸です。
彼岸会の法要は日本独自のものです。この彼岸会が行われるようになったのは、平安時代だと言われています。貴族の没落と、武士の台頭という、支配階級の交代は、当然戦争を巻き起こします。加えて、飢餓、に翻弄される衆生、まさに末法の世の中です。
親鸞聖人(1173〜1262)は、ご生涯のうちに養和・寛喜・正嘉の3つの大きな飢餓を過ごし、三度の大地震、そして加賀白山の噴火にであわれておいでです。隣で死んでいく人をただ、オロオロと眺めておるしかなかった時代、阿弥陀様の本願によって、救われていく、必ず、仏となって彼岸に向かう。親鸞さまのお念仏の教えは、その末法の世に、どれほどの人々の心温めたか測り知れません。コロナウイルスという言葉が出はじめてからの私達はどうでしょう。情報過多が不安をまねき 不安がつのると、それは不満となり 不満のあてどころを憎むというかたちにむかわせています。その連鎖を断ち切る 仏の本願にてらされ自身に出逢っていく。どなたさまもお参り下さい。
コロナウイルス感染予防の自粛等で体がちぢこまっている方も多いかと存じます。密のない寺の本堂で、身体をのばしましょう。
ヨガ:後藤しのぶ先生のプロフィール
フィットネスインストラクターをしている間にヨガの心地よさに気付きました。
身体硬いのでインストラクターになるのは無理かと思いましたが心地良ければいいんだよと言ってくださる師と出会いこの道に進みました。
現在はフィットネスインストラクターも続けながら名古屋市内のスポーツクラブでヨガのレッスンも担当しています。
2020年09月09日(水)
2020年06月08日(月)
タイトル無し
積もり積もって爆発
ではなく、
ほんのちょっと
が、段々エスカレートして痛ましい結果となる。
ライオンが一番に狙うのは、弱った獲物のように、
社会のストレスや怒りの矛先は強者ではなく、
弱者にむかう。
助けて たすけて
と怯えるものを
わざわざに傷つけるのが人の側面でもある。
逃げるものを追うのではなく
逃げてきたものを守れる強さ
強い事は優しいこと
優しさは強さが生み出す
2020年05月10日(日)
やわらかな悲鳴
柏餅
枯れても落ちない柏の葉っぱ
新芽が出るまでその葉っぱは絶対に落ちずに踏ん張っている。
出口の見えない長すぎる道のり,
叫び出したいのに、そんな事をしてはいけないと、わかっているから…
悲鳴をわざわざ、やわらかな言葉にかえていく。
やわらかな言葉に隠された悲鳴をみんなが抱えている。
だからこそ、季節の巡りに顔をあげて…もう一歩
あと一歩
踏み出した一歩に目を向けたら…
鉢の姿に綻ぶ心
2020年05月08日(金)
タイトル無し
有隣寺 徳風幼児園 花まつり
毎年、4月は入園や進級したばかりで、落ち着かないから、花まつりはひと月遅れの5月におこないます。
今年の花祭りは
去年までのようにはいかないけれど
いつものように、花御堂。
一日中、園庭にお出しして、
甘茶をおかけして、一緒に、お祝いできるようにしてあります。
ちゃんとちゃんと ほとけ様はみている
お釈迦様の誕生日 花まつり
お釈迦様がお生まれになった時
甘い雨が降りました。
雨は地面に染み込んで草、木、花の栄養になります。
我慢をすることはある大切だけれど
我慢しすぎて優しさを忘れないように
少しだけ自分に甘く
甘い雨が 私の栄養になるように
そんな事を願いながら
お釈迦様に甘茶をおかけする
今年の花まつり