宗教法人 真宗大谷派 有隣寺

住職からの言葉

終戦記念日

住職からの言葉

終戦記念日です。
きっと、日中は、御盆参りでバタバタして、それを感じるより、先にこなさなければ、やらなくてはいけない勤めがあるから、朝の今に感じたことを。

力を持つ事は必要です。
でも、それは、その人の成し得てきた道程の力の事。

戦争を避ける力とは何なのか。

他者を抑圧する力は相手がそれ以上の物をもったとき、
必ず崩れるから、
間違いなく、
もっと、もっとと、
お互いが競い合う。

戦争を避けるための力は、防備なのだろうか。

防備のために武器を持ったらどうなる?

美しい帯を手に入れたら、その帯を身につけたくなる。
素晴らしい茶碗を手にしたら、その茶碗でお茶が飲みたくなる。
機能の良い車を手に入れたら運転したくなる。

手に入れたものは、その物が持つ全てを知りたくなる、使いたくなるのは当たり前の事だ。

武器を持ったら最後、

必ず使いたくなる。

武器は全てを破壊する物。

平和を願う物が武器など、持ってはならない。

時代の流れだからと、世の中の所為にしたくない。

世の中に抗えない小さな自分だと、
重々承知でも、
私は戦争は嫌だと、
私は武器など持ちたくないと、
声高らかに、
伝え続ける。

大きな歴史のうねりの中で、不条理に流されたくない。

それぞれの私の、
小さな一人一人の願いこそが
平和に結びつくと信じている。

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オリンピックを観戦しながら

住職からの言葉

諦める気持ちを持つことなど出来ないから
願いを希望にする。
あなたにしか出来ない事はあなたが。
私で代われることは、私に任せて。
寄り添うことなど、なんの力にもならないから、
願い続ける
そして必ず願いは希望になる

2020年の自分へ

住職からの言葉

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2020年12月30日 有隣寺の紅葉

期待が裏切りになったかもしれない
耐え難い感情を抱いたかもしれない
それでも前を向いてきたのは自分の事実
2020年の
自分に
ありがとう。
歩んだ道を振り返ったら、錦繍ができている。

感じるままの過ち

住職からの言葉

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「人の事に口を出さない」
他人様のことはよく知らない。
その人の本当は、その人にしかわからない。
軽い気持ちでとやかく言ってみたり、
自分が「感じるまま」に他人事に首を突っ込み行動することが、
人を傷つける原因になると、知っておかなきゃならない。

泣くこと 

住職からの言葉

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親鸞様が植えたと言われる水戸の菩提樹

辛いんだもの
苦しいんだもの
悲しいんだもの
切ないんだもの
だから
泣いちゃっても全然構わない
泣いちゃえば良い
重要なのは、その涙を自分で拭き取り
泣くのを自分の意思でやめれるか。
泣き止むのは、私の意思

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